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超ド級初心者でも大丈夫!新人におすすめする土木関係の仕事の勉強法

土木関係の仕事の勉強方法って、検索しても出てきませんよね?
初心者だったら、一体何を勉強すれば? となると思います。

という疑問を抱えてる方のお悩みを解決できる記事になっています。

なぜなら、これからご紹介する記事は、実際に私が体験した勉強方法だからです。
転職するまで土木関係の知識は全くありませんでした。

記事では、現場、書類作成、CADと、実際の土木の仕事で勉強が必要な事項について具体的に説明します。

この記事を読み終えることで、土木関係の仕事の勉強法を理解できた状態になります。

現場の作業を通じて作業の意味を理解し、勉強する

私は事務員ですが、工事現場の準備をすることもあります。
例えば、工事看板の設置などです。

単純に設置すればいい、というわけではありません。

・何の工事をしているか他人が見て分かる位置に設置する
・風などで倒れないように、しっかり固定する
・第三者が怪我をしないようにする

基本的なことですが、大切なことです。
固定するのに番線(針金のことです)を使うのですが、その結び方もやり方があります。
こういったことは現場で見て、実際に実践して覚えるしかありません。

工事看板を設置するだけでも、覚えることは沢山あります。
例として、工事看板を出しましたけど、1つ1つの作業に意味があり、そしてやり方があります。
これは現場で覚えるしか無いと思います。

書類を作成を通じて内容を理解し、勉強する

事務員としての経験です。
入社して、特殊車両通行許可申請、道路使用許可の作成、鉄道の近接工事申請書類の作成、と立て続けに申請書類を作成しました。
道路使用、近接工事は会社に過去の工事の書類がありましたが、全く同じ工事ではありません。
なので、過去の資料は参考として、書類を作成しました。

特殊車両通行許可申請

特に、特殊車両通行許可申請は何の知識もないままに、申請することになりました。
この時は会社が保有する台車に重機を搭載して、制限がかかった橋の通行を申請する、という作業でした。
もちろん、分からないことだらけです。

ポイント:
・インターネットでとにかく調べる

・実際に書類を作成しながら、ポイントを押さえる

これに尽きると思います。
特殊車両通行許可申請はオンライン申請できるので、マニュアルも存在しているのですが、専門的な話が多く、分からないことが多かったです。
まず台車について重要な事項を確認し、搭載する重機について理解し、実際に特車オンライン申請を操作しながら、経路情報を理解し、申請書を作成することが出来ました。
実際には、高さ情報に不備があり、国土交通省から連絡がありました。
私が書いたのは台車の本体の高さで、正しいのは重機を搭載したときの高さ、という不備だったのですが、それも直ぐに解決し、許可をもらえました。

こういうのは実際に書類を作成しないと覚えれないです。

国道での道路専用工事

同様な経験は国道での道路専用工事でもありました。
会社に参考となる過去の工事は存在していたのですが、その時は歩道に足場を設置する、というものでした。
私が担当した案件は、歩道が存在せず、路肩に足場を設置する、という工事でした。

ポイント:担当者に素直に問い合わせる

この申請書作成も、不明な点が多く、インターネットで調べるだけでは解決しなかったので、国土交通省の担当者に問い合わせをし、打ち合わせをすることで、書類作成のポイントを聞くことが出来ました。
それを元に許可を得ることが出来ました。
知らないことは恥ずかしいことではなく、調べても分からないことは聞くのが一番です。
それを経験にし、覚えていくしか無いと思います。

実際にCADで図面を書いて使い方を勉強する

私は図面を書く事が非常に多いです。
道路使用許可も図面が必要です。
なので、CADを使用し、図面を書きます。
CADはデキスパートというソフトウェアについている、A納図、というCADを使用しています。
このCADは、オンラインのマニュアルや動画が沢山用意されているのですが、まず見ただけでは覚えれません。

ポイント:図面を自分で考えて書く

単純に書けばいいものではありません。
考えながら書く事が大切です。
この機能はどうすれば使えるのか、等、実際に操作しないと覚えれないことが沢山あります。
習うより慣れろ、と言いますが、まさにこれが当てはまると思います。

まとめ

私の経験を踏まえて、書きました。

勉強法のポイント

・他人のやり方を覚える、そして考えながら実践する
・インターネットで検索し、実践する
・知らないは恥ではなく、分からないことは聞く

特に現場では、色々と言われると思います。
怒鳴られることも多いかと思いますが、焦っても一日で出来るようになるわけではありません。
自分の出来ることをしっかり1つず増やして、これなら任せられる、を増やして信頼を得るしか無いと思います。

書いた記事が少しでも参考になれば、幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。