現場

土木の仕事はつまらない?現役事務員が教える3つのやりがいと魅力

子供の頃、なりたかった職業って何でしょうか?
今だったらYouTuberでしょうか?
確かにYouTuberは派手ですよね。
そして人気配信者になれば有名になれます。
では、土木の仕事はつまらないのでしょうか?

そんな疑問に答える記事になっています。

なぜなら、ご紹介する記事は、私が転職することで知った土木の仕事のやりがいと魅力だからです。

本記事では、土木の仕事のやりがいと魅力を紹介致します。

この記事を読み終えることで、土木の仕事のやりがいと魅力が少しでも分かると思います。

土木の仕事のやりがい

まず、やりがいです。

・人々の生活を支えている、人を笑顔に出来る
・自分の仕事が形に残る
・メリハリをもって仕事が出来る

では、説明したいと思います。

人々の生活を支えている、人を笑顔に出来る

私はこれを一番最初に挙げます!

土木の仕事は多岐に渡っています。
多くの皆さんが目にするのは、道路工事だったり、橋やトンネルなどの大きな工事だと思います。
ですが、実際には、災害の復旧、道路の補修、上下水道の整備、雪が多い地方では除雪、と、日々の生活のインフラを支える仕事が多いです。

災害の復旧

昨年は特に災害が多く、日本のあらゆる場所で被害が出ました。
それを復旧しているのは、土木の仕事です。

復旧が遅い、とか思われる方もおられるとは思いますが、限られた予算、そして人手不足の中、現場の人は頑張っています。
私は会社で解体の事務を担当していますが、千葉で発生した倒壊したゴルフ練習場の解体撤去工事を無償で、というニュースには素直にビックリしました。
でも、これも誰かがやらなければ、いつまでも生活は取り戻せません。
私が働いている会社でも災害工事は受注しています。

決して大きな復旧工事ではありませんが、それでも地元の人達の生活には欠かせないことであり、やりがいがあると思います。

道路の補修

普通に運転していると、道路の補修で片道交互通行なんて...と、つい思ってしまいがちですよね?
でも、補修しなければ、快適に運転できません。
道路は自動で修繕されるワケではないのです!
やはり、人の役に立つ仕事です。

上下水道の整備

都市部に住んでいる人には信じられないかも知れませんが、地方では現在でも上下水道の整備工事をしています。
下水道工事の現場に挨拶回りや、手伝いなどで行ったことがありますが、地域の皆さんにしっかり説明し、工事を進めていく必要があります。
工事は大変ですが、住んでいる人には大切な仕事です。

除雪

私の実家は積雪がある地域です。
なので、除雪してもらわないと、外出が出来ません。
昨年から今年にかけては、例年にない雪不足でしたけど、除雪も欠かせない仕事です。

人を笑顔に出来る

記載したのはごく一部の事例ですが、どれも生活に欠かせない仕事です。

土木の仕事は、人を笑顔に出来る仕事なのです!

目立たないかも知れませんが、誰かがやらないと行けない仕事です!

自分の仕事が形に残る

私の父親は中国自動車道の工事の時に大手ゼネコンの下請け会社に就職し、それから山陽自動車道の工事に関わりました。
父親が主に担当していたのはトンネル工事です。
古いものでは30年以上も前のものになりますが、現在でも利用されています。
大きい物では、高速道路、トンネル、ダム、橋、堤防など、地図に残る仕事です。

たとえ小さな橋であろうとも、自分の仕事が形に残ります!

「あれは自分が作ったんだよ」と子供に言えるのは嬉しくありませんか?

メリハリをもって仕事が出来る

公共工事の現場では、残業することはほとんどありません。
実際に私の会社でも、作業員の人は定時退勤です。
朝は早いですが、定時に帰宅できて、家族と一緒に過ごすことが出来ます。

しっかりとメリハリをもって仕事が出来るのもやりがいだと思います!

土木の仕事の魅力

個人的には、やりがい=魅力、だと思います。
でも、その他にも以下のような魅力があると思います。

・一つの作業を極め、職人として活躍できる
・重機の運転が出来る(オペレーターになる)
・現場管理として活躍する

土木の仕事では様々なことが要求されます。
一人の作業員だけに留まらず、経験を積んで、プロフェッショナルとして活躍するのも魅力だと思います。

まとめ

私もまだ入社2年目の新人ですし、事務員です。
それでも完成した現場を見ると、私が工事を実施したわけではないのですが、形として残っているのを見ると嬉しくなります。

人の役になって、形になる!

魅力的だと思いませんか?
少しでも参考になれば、幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。